The AI Summit San Francisco 2018 レポート①

The AI Summit San Francisco 2018出展  AIサービスの熟成を実感
髙木 亮   Ryo Takagi
Marunouchi AI Club Executive Secretary

 

2018年9月19日~9月20日 サンフランシスコで行われた世界最高峰のAIイベント「The AI Summit San Francisco」に出展いたしました。
本イベントは先に紹介されたシンガポールにおけるイベントと同軸をなすもので、北南米およびヨーロッパからのAIビジネス
及びサービスが一同に会するものです。

IBM、ORACLE、Microsoft、Googleといった最大手をはじめとする革新的企業から40名を超える基調講演者、200名を超えるスピーカー、100社を超えるAIサービスプロバイダから成る非常に密度の高いこのイベントに、日本のAIハブとしての丸の内AI倶楽部を強くアピールできましたことを報告いたします。主だったセッションの詳細につきましては、別の記事として掲載いたします。

また、大企業は当然として、ほとんどのスタートアップにおいても日本が世界戦略上重要であると共にチャレンジングなマーケットであること、日本で成功を収めることがアジアのマス・マーケットを切り開く重要な要因であることを認識されていました。丸の内AI倶楽部のブースにもたくさんの来訪をいただき、日本というマーケットについて、また日本のAIサービスの傾向についてたくさんの意見交換をいたしました。

別ブログに掲載しますが、全体の印象として自然言語処理系のサービスは日本のマーケットに魅力を感じつつも、異体字などの日本語固有の問題を解決することと利益のバランスを測り切れていないと感じました。国産サービスの充実が望まれる分野だと実感しました。

その他、特記すべき点としまして、量子コンピューターに関するカンファレンスが行われておりました。AIと量子コンピューターの親和性に多数の企業が興味を持っており、コンピューターサイエンスならびにデータサイエンスの延長にあるAIという今後のIT産業の方向性を再確認できた意義深いイベントでした。

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髙木 亮 -Ryo Takagi - 
2年ほどヒマラヤを転々とした後、千葉大学大学院自然科学研究科修了。後に日本マイクロソフト社に所属し、Visual Studioおよび開発者向けライブラリ等の開発者向け製品のサポートおよびコンサルティング業務を5年間担当。その後Microsoft Corporation HQ へエンジニアとして移籍し、12年間本社にてWindows OSの開発に従事。在籍中にUniversity of Washington Data Science Certificateを取得。現在は独立し、シアトルにてBIおよびAIのテクニカルコンサルタントとして活動中。自然と人とテクノロジーが好き。